我が家と、とても仲の良いカイルアの友人カップル(パパはアメリカ人、ママは日本人)には小学生の娘さんがいるのですが、時々彼女の学校の様子を私にも報告してくれます。先日学校のプロジェクトでお店屋さんごっこをした時の様子を話してくれました。
生徒それぞれが自分のお店で何を売るのか、まず決めます。自分のお店の名前も決めます(アメリカらしくジョークを交えたネーミングにする子もいるそう。楽しいね!)
必要な材料を書き出してその値段も書きます。
次に学校から借りるもの(売る時に商品を並べるときに使う机や椅子など)も書きます(それを借りるにもお金がかかります。)
売るものを準備する際に人にお願いするのであれば、その人達にいくら払うのかも書きます。
彼女は貝殻ジュエリーのお店を出したのですが、例えばお父さんにお願いしてノースショアまで貝殻を拾いに行ったらお父さんにもお金を払い、拾ってきた貝殻に穴を開ける作業をお母さんにお願いしたらその工賃をお母さんにも支払います。
商品を準備するのに必要な材料を買うお金は、まずおうちでお手伝いをして$20稼がなければいけなかったそう。その$20がお店を準備する材料費などにあてられます。商品の値段を決めるのも、材料費、お父さんやお母さんを雇う人件費・・・などなどかかる費用を想定して赤字にならないように商品の値段を考えます。
当日のお店で宣伝するポスター作り、キャッチコピーなど、どうやったら上手く売れるかを考え、多く買ってくれた人には割引やプレゼントをあげるなど工夫します。
最後は収支計算をして終了。彼女以外の子供達はクッキー、バスボム(泡の出る入浴剤)、スライム、レモネード、スムージー・・・など皆手作りで工夫されていたそう。この日は生徒、先生、父兄みんなで楽しめたようで私も行きたかったなぁ。
アメリカでは学校の授業で取り組む以外にも生活の中で家族単位で子供がお小遣い稼ぎにレモネードスタンドを作ってお店屋さんをしたり、自分たちのスポーツチームが遠征に出るときの資金を稼ぐためにクッキーやポップコーンを近所にファンドレイジングとして売りに歩いたりします。
近所に住む私たちおじちゃん、おばちゃんは「目標金額が達成できないと僕たち遠征に行くお金がないんです!」って言われると買わずにはいられなくて、それはそれで近所の人たちは大変な時もあるんだけど・・・。え?フラのコンペ?え?あなたはサッカー?え?あなたはバレーボール?って。笑

資料:https://www.girlscouts.org/en/cookies/all-about-cookies/Meet-the-Cookies.html
そんな感じで小さな頃から自分たちで何かを売ってお金を稼ぐという事にはアメリカの子供たちは抵抗がありません。
逆に言うと、お小遣いやお年玉をもらえる日本の子供たちは恵まれていて、アメリカの子供たちはお金にシビアかもしれないですね。
ここで大事なのは、「金を稼げー」!と儲けることだけに注目するのではなくて、普段の生活の中で周りにもアンテナを張りどんな事が起きているのかという事に意識を向けてほしいという事です。
自分達の社会はどうなっていくのかな・・、周りの人たちは何を必要としているのかな・・・、自分が今できる事は何かな・・・と考えながら生きて欲しいのです。
自分のビジネスは
- 周りが困っている事を解決してあげる
- 周りが欲しいというものを提供する
- 周りが欲しい情報を提供する
ここを押さえれば成り立つので、小さな頃から柔軟に色々考える練習をして欲しいのですが、世の中子供達がしなければいけないのは、受験であったりテスト勉強であったり・・・。それも大切なのかもしれないけど、それだけやっていたら「ものを考える」訓練が非常に欠ける。それがちょっと心配です。
特にミレニアル世代が世界を動かしている現代において、私たちの幼少時代の様な教育を受けても意味がない。他のアジア諸国が世界を向いてアグレッシブに凄いスピードで変わろう!と頑張っている今、日本は何だかまだまだボーっとしている様な気がしてならないのは私だけかな・・・。
すぐには変われないからこそ、今の日本の子供達に少しずつでも今からマインドを変えるトレーニングをして欲しいなーと思います。それにはやはり、周りの大人も一緒に変わらないとね!
2019年は是非一緒に子供達のビジネスマインドを育てましょう!
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