アメリカ ミレニアム世代の2人に1人は副業をしている
周りに話さないにしても世の中「あと月に5万、10万余分に収入があればもっと余裕が出来るのになぁ・・・」と思っている人は多いはず。アメリカでの統計ですが、52%のミレニアム世代(20代-30代)の人たちは副業、サイドビジネスをしています。
資料:CNN Money NY Post
そのうちの36%の人が毎月$500副業で稼いでいます。彼らの生活はベビーブーマー世代の両親よりも厳しい環境に置かれているのでしょう。ベビーブーマーの世代も実は38%の人たちが「生活の為に好きでもない仕事をずっとしてきたが本当はもっと好きなことをして過ごしたかった・・・」と後悔しています。
では、日本はどうかというと厚生労働省のデータによると全従業員の平均月収の31万円(この数字自体も低いような気がしますが・・・)は55歳辺りから下降線を描きます。役職定年などの役員になれる少数派は別ですが、それ以外の人は60歳を過ぎたら急降下!!!大幅に23万円くらいまでに下がります。
だからそうなる前にこの「月5万円余分に稼ぐ」という習慣を付けておけばその時期が来た時に貯金を切り崩さなくて済みます。
日本人は「何かあった時のための貯金」「目的無いままの取り合えず貯金」が多く「投資」というマインドが無いと同時に常に働くことに対して「雇われる」ということに慣れすぎているので「ちょっとしたアイデアで小銭を稼ぐ」という考えになりにくい・・・。そこを今から訓練して「明るい未来」の準備をしましょう!
副業は好きな事、得意なことで稼ぐ
現在の正社員の仕事は必ずしも好きなことでは無いかもしれません。生計を立てるための手段であって割り切って仕事をしている人も沢山いると思います。だからこそ副業は興味があること、好きな事、得意なことをすべき。その中で市場があるのか・・・ということをまずは分析しましょう。
好き=やりたいこと、得意=出来ること、市場性=お金になること・・・このバランスの中で自分の出来ることを模索します。
そして私が経験から学んだ一番大切な事・・・。
それは、
「自分がこれは絶対世の中にウケる!稼げる!」と思ったことが必ずしもヒットする訳ではない!
という事です。ただしそれは実際に試してみて市場や顧客のリアクションで判断するしか方法はなく、とりあえずは何でもまずは試してみる…ということも大切。
ピアノ、野球、語学・・・と何でもそうですが「毎日の練習無しには上手にもなれないしマスターも出来ない」。起業や副業に関しても全く一緒です。
副業始めたばかりの人が次の日いきなりベテランになれるわけではなく本当に「アイデア→実践→分析→軌道修正→実践→実践→実践!!!!」とやり続ける事が成功のカギです。
そして失敗してもそこから学んだ事を次のプランに反映させてより良いものにしていきます。私の中では「失敗」と思うものは本当に少なくて、何故ならそれは「失敗」ではなく「経験」として全てそこから学べる価値のあるものだからです。
何も考えずにただやってみた…という事ではなくて、きちんと考えてこれで行こう!と決めてそれが単に何かの理由で上手くいかなかった場合はそれも「良い経験」「良いフィードバック」になると思うのです。
多分私みたいに「何事も楽天的」に考えられる人の方が起業家に向いているかもしれません。(笑)
副業:「意外と淡々と稼げる人」と、「全然稼げない人に分かれる」!?
では具体的な副業のアイデアのお話に移りますね。副業として大抵の人が思いつくものとしては「ネット販売」「書く(ライター)」「教える、講師業」「趣味的な事」「シェアリング」といった分野のものがあると思います。今回はそのうちの「ネット販売」「教える、講師業」「シェアリング」の3つについてお話ししますね。
1.ネット販売
特定のスキルが無くても始めやすいのが物販系だと思うのですが、競争が激しいのも事実。同じものがネット上で売られていたら確実に価格競争になります。
ニッチなもの、自分だけで独占販売権を持てる者、在庫を持たずに出来るもの・・・など工夫が必要ですよね。ネット販売は日本ではアマゾン、メルカリ、Minne、ヤフオク、もしもドロップシッピングなどが良く知られています。
昔はヤフオクなどのオークション系が多く最初に設定するのに多少時間がかかったりと素人にはハードルがやや高かったですが(IT苦手な人とかね・・・)今はメルカリのようにスマホで自分のいらないものをアップして数分もすれば売りに出せるような「素人フレンドリー」なサイトも出てきました。
Minneはクラフト系、アクセサリー作りが好きな人などが自分の手作りのものを売買できるサイトです。
ネット販売の良さは素人でも参入しやすい点、弱点は趣味レベルの収入(恐らく月500円~2万円くらいかなー)になりやすく、モチベーションをキープするのはこれだけではちょっと大変かも。
ただし、練習としてネット販売をしてみてノウハウ、市場、価格、などを学ぶというのは起業家の第一歩としては大切なステップなので空いている時間にやってみるのも良いと思います。
2021年12月更新
そして・・・現在「ネット販売」でナンバー1といえば「Shopify」ですよね!
Shopifyとは、世界シェアNo.1のECサイト構築プラットフォームで誰もが気軽に自分のネットショップを作る事ができます。
そして、現在はShopifyが日本語にローカライズされているので「海外のプラットフォームは英語だからハードル高い!」と感じる事なく、Shopify Japanのサイトで色々な情報を得る事ができます。
詳細に関してはShopify Japanのサイトを確認頂くのが一番良いと思うのですが、私が何故ECショップを立ち上げるならShopifyをお勧めするのか・・・というお話をしようと思います。
オススメ一番の理由は、
「Shopifyのプラットフォーム以外にもそこで2000以上ものアプリを使える」ということです。そういったアプリを使用することにより、マーケティング、SNS連携、配送手配、検索対策、送付状印刷などの機能を追加することが可能になります。
これって凄いことなんですよね。私は長年インターネットを使用して色々なビジネスをしていますが、常に感じるのは海外のプラットフォームは低価格で機能も充実していて、日本のものと比べ物にならない位優れています。
Shopifyはカナダ生まれの会社ですが、現在175カ国以上で使われています。日本の企業が運営しているプラットフォームは日本国内向けのものが多いですが、これからネットビジネスを始めようと思っている人は最初から海外のプラットフォームを使用してビジネスを始めることをお勧めします。
理由は、「あなたのビジネスを最初から世界を市場に考えて欲しいから」です。昔と違い日本の市場、経済はどんどん縮小していっています。海外にはあなたのビジネスを拡大できる便利で低価格なツールがたくさん存在します。
場合によっては市場は日本だけでなく海外にも広がる事が多いので、その際に日本円だけ、日本国内のクレジットカード決済のみ可能・・・と制限する事なく世界中から顧客を獲得できるように仕組み化しておくべきです。
私が考える「リスクを最低限に抑え、失敗を避けるECショップ運営方法」とは在庫を抱えないECショップ運営です。これをShopifyで運営する事ができます。
自分でデザインしたアイテムを注文を受けてからオンデマンドで製作し、工場から直に発送してもらう。この方法を取れば在庫無し(初期投資不要)。
もし貴方が「何処に住んでいても自分のビジネスをインターネットを利用して運営できる」ことを模索しているのであれば、私はこの方法であれば、全く問題なくできると思います。
では、そのために貴方はどんなスキルが必要か?
ウェブサイトのデザインの経験がなくてもShopify上で簡単にECショップは構築できます。
自分でCANVAなどでデザインしたものをグッズとして自分のECショップに掲載します。
受注、発送などはサイト上でアプリを使用しながら全て自動的に設定可能。
貴方がする仕事は自分のECショップをマーケティングすること。
これが出来ればECショップ運営も実現できます。この記事ではそれについては細かくお話しできないので、興味がある方はお気軽にお問い合わせください。
補足:
アメリカはこれ以外にEtsy(クリエイティブな人たちのショップサイト)も有名です。またショッピングサイトではないですがオンライン販売をしている人はアメリカではPinterest というソーシャルメディアを利用して写真で案内してそこから自分のサイトに誘導するお店も沢山あります。子供の着れなくなったお洋服を売買するサイト Kidizenもチェック!
メルカリはアメリカにもサイトがあります。
(日本はPinterestを利用している人は少ないと思いますがアメリカは主流なソーシャルメディアの一つです。アメリカに何か発信する時はインスタ以外にもPinterestをお勧めします。)
それ以外にはCraigslistやFacebookの地元のコミュニティグループは個人で物を売ったり買ったり・・・というのが主流です。我が家はダンナさんがMr.ソーシャルメディアなので(笑)本当に色々な物をこういうサイト上で常に売買取引してます。普段のお仕事も大抵Facebookの地元コミュニティグループからと口コミがほとんどです。
「キャンピングカーの修理を時給〇〇ドルで引き受けます」とか載せると直ぐに問い合わせが来ます。広告費も掛からないのでアメリカの場合、Facebookのコミュニティグループはとても便利ですよ。
2.教える、講師業
私はこの「教える、講師業」と次の「シェアリング」をお勧めします。
サイタというサイトは好きなジャンル・講師を選んで、1回から個人レッスンを受講できるサービスを提供していますが、そのサイトに先生として登録するのも良いと思います。
趣味の講座から資格取得の講座などまで分野も様々。講師業も他の先生との差別化、経歴、講師歴など自己紹介の文章に工夫が必要だと思いますが、上手くいけば一番のネット販売よりも収入は多くなると思います。
またこういったサイトを利用する以外にも自分のサイトを立ち上げてそこから集客をすれば他の先生たちと講座料で競争することもないですし、ウェビナーという形でネットで講座を配信するということも可能です。
特にウェビナーなどはシリーズ化することにより毎月の講座料を徴収することが出来れば安定した収入につながります。私は起業や副業の支援講座を色々Teachableというプラットフォームで提供しています。いつでも何処からでも24時間視聴可能。こういったオンラインスクール・講座はストックビジネスと言って数多く作れば作るほど資産になります。
自分もオンライン講座を作ってみたい!という方はお気軽に無料相談をご利用くださいね!
また、別の方法としてスポットコンサルとして必要な時に相談に乗ってあげることも出来ると思います。ビジネス経験や知見を活かせる副業ということでコンサルティングとして登録出来ます。
専門的なものが多いですがスキルに寄ってビザスクも活用できると思います。
最近、需要がありそうだな・・・と気になっているのはこちらのサイト、ランサーズの中にあるランサーズストア もともとフリーランサ―のためのお仕事マッチングサイトですが、フリーランサーが自分で仕事を提供するページも出来ました。
LINEのスタンプ作成やプログラミング、ライター、翻訳などのお仕事もありますが、子育ての相談などの出品もあり様々な分野で活躍できるチャンスがあると思います。私もいくつか出品しています。
セミナーを開催したい場合は、Peatixを利用するとサイト上で集客、集金、全てが可能です。有料のセミナー・イベントなどは手数料を引かれますが、無料のイベントは手数料が掛かりません。
補足:アメリカでは言語を教える先生の場合はFlexjobs.comというサイトによく講師募集が載っています。在宅でスカイプなどを利用してのオンラインレッスンの講師を募集しています。
3.シェアリング
個人的な意見ですが、今後日本でもアメリカでも何よりも伸びてくるのがシェアリングエコノミーだと思います。「空き時間」や「空いた場所」をお金に換えるというのがシェアリングエコノミーですが、一例でいうとUberやAirbnbなどもそうですよね。
(記事内のリンクの一部はアフィリエイトリンクです。詳しくはこちらをご確認ください。FTCのガイドラインに基づき開示します。)
日本はそれ以外にも沢山色々なサービスが出てきました。利用するも良し、それを使ってお小遣い稼ぎをするも良し、消費者にとっても便利な世の中になりましたね。
日本でのサービスをいくつかご紹介しますね。
タイムチケット 隙間時間を売買するサイト ここも本当に幅広い分野のものが(時間)売買されています。読んでいるだけでも何か自分自身の新しいアイデアを発送できるかも!?
軒先スペース ビジネス向けの空きスペースを貸すサービスです。
Anytimes ご近所さんの助け合い 部屋掃除、料理、家具組み立て、買い物などなど・・・家事を代行してくれるご近所さん同士のお助けサービス。
補足:アメリカでは日本のAnytimesに似ているものでTaskrabbit が有名です。ちょっとした便利屋さんみたいな感じです。
いかがですか?ここにあるだけでもかなりの数のアイデアがあるので、その中から一つ二つ自分が出来そうなものがあるかもしれません。月5万円を目指して是非初めて見てください。一つのサービスに関してとても詳しくなるとそれに特化して「~~の仕方を教えします」みたいなコンサル・講師業も出来るかもしれないので途中で止めないである程度結果が出るまで是非頑張ってみてくださいね!
海外にお住いの方も上記でご紹介した日本のサービスでも「日本に銀行口座がある人」という条件がクリア出来たり、海外在住者も可と書いてあるものに関しては海外に住みながら日本のサービスを利用しながら副業出来ます。興味のあるものがあればそれぞれのサイトで海外在住者もOKか確認してみてくださいね。
前半に「意外と淡々と稼げる人」と、「全然稼げない人に分かれる」!?と書いたのは、何かを始めてみたものの途中で止めてしまったりあきらめてしまう人が9割です。アメリカではブログだけで年間何千万円、1億円稼ぐプロのブロガーもいます。そういった人たちは何年もコツコツと記事を書き続けている人たちです。ちょっとかじった位では結果は出ませんが、継続すれば必ず収入につながります。まずは目標を立ててやってみてくださいねー。
ご質問、具体的な相談などはこちらの問い合わせフォームよりお気軽にどうぞ