といっても、マラソンではありません。マラソン苦手・・(笑)今日はなぜここまで日々頑張っているのかというお話。
10代の頃のアメリカへの憧れが留学へと進み、大人になってから人生の半分くらいアメリカに住んでいることになるのだけど、失うものが無かった若い頃と違って家族が出来ると「自分たちの定住地」「両親のこと」「老後」・・・と色々と考える事が増えてくる。増して国際結婚となると国内でなく海を渡っての家族とのやり取りになるので、すぐには会えないし、すぐに何かしてあげられることもできない。
もしダンナさんが先に亡くなったら自分はどこに住むことになるのだろう・・・ということも気になってくる。「自分のアイデンティティは何なのか」「アメリカ人なのか日本人なのか」「一体老後はどこに住むのか・・・?」・・・色々な考えが頭に浮かびます。
でも色々考えすぎると、勇気がなくなるのです。考えすぎて「いや?」「もし?」という言葉に遮られ物事を躊躇するのです。去年の始めごろに書いたブログの原稿で結局ブログにはあげなかった原稿が出てきました。そこには「今年こそは犬たちと一緒にキャンピングカーでアメリカ横断の旅をする暮らしをするためにアメリカ本土に渡るぞ!」と書いてありました。
この時点ではまだそれは「願い、計画、予定」の段階。しかし2018年夏の今はどうでしょう?私はそれを去年の9月に実現してハワイにいた時よりも精神的にも経済的にも「より自由な暮らし」をここアメリカ本土で実現できています。
それは単に「行動」を起こしたから出来た結果であって、やろうと思えば誰にだって出来る事なのです。
さて、ブログのタイトルに「私が走り続ける理由」と書いた理由は、私は50歳手前にして、もう「生活のため、生計を立てるため」だけに仕事をしたくないのです。実を言うと20代の頃「50歳までにはリタイヤする」と決めていたのです。しかし自分が怠けてしまい、100%リタイヤは50歳の誕生日までに達成出来そうにありません。
でも、もうあと数年のうちにはそれを是非実現したい!そうするためには、毎日ダラダラと同じことを繰り返してはいられないのです。私にとって現状維持=後退なので。
私のダンナさんは50代半ば、私が走り続ける理由はまずは彼をリタイヤさせてあげることにあります。私は彼よりも年下なので、とりあえずあと数年は私の方が頑張れる(笑)
自分のリタイヤよりも先に彼を100%リタイヤさせてあげて趣味の「モノづくり」に専念させてあげたい。
今は亡き祖父から受け継いだ1951年式のクラッシックトラックをいじること(ピカピカで町をこれで走ると皆がカッコイイ!と褒めてくれるトラック)、我が家よりも大きいのでは?と思うガレージにはもう1台ボロボロのシボレーのトラックが彼がそれをピカピカに修理してくれるのを待っています。
今年の夏は庭の滝に繫がる小川を自分で作りました。「日本庭園て素敵だよね」って実家に帰省した時に訪れた日本庭園の様子を思い出しながら小さな橋までのこぎりギコギコしながらササッと作ってしまいました。
(15年前位に作った滝に今回は地面を掘り、セメント入れて川に繋がる小川を作りました。)
10年賃貸として出していたため痛んで古くなってきたボートデッキに丁寧にニスを塗りキレいに仕上げてました・・・。こんなことをするのが大好きなダンナさんを早く自由にさせてあげるというのが私の目先の目標です。
皆さん、今年も実は半年過ぎてしまった事に気づいていますか?日本はサッカーの試合で盛り上がっていますが、他にも沢山本当は気にしていなければいけないことが多々周りで起きていますね。
消費税もあっという間に恐らく20%位まで上がります。でも自分たちの給料は上がらず、雇用条件も厳しくなり、老後の年金なんて「雀の涙」しか貰えず勢いのあるアジア諸国の人たちに逆に安い賃金で雇われる・・・という日がいつか来るかもしれません。
世の中の会社は買収&合併が繰り返され、ある日突然仕事が無くなるかもしれません。今の仕事が無くなっても毎月入ってくる収入があればそこで動揺することも無いですよね。そうするには今から準備が必要です。アメリカもそうですが、日本はそれ以上に個人が「危機感」を持っていない気がします。何か起こっても国がどうにかしてくれる、生活もどうにかなるだろう・・・という生ぬるい「根拠の無い考え」を持つ人が大半です。アメリカも意識の高い人間は限られています。でも何かが起きてからでは遅いのです。
どんな生活をしていきたいのか、考えないとそれを実現することは出来ません。
ここ数年の間に私より年上夫婦、年下夫婦と年齢は様々ですが1年のうちに1-2か月はガぁー!!!っと働いて(そのかわり短期集中でその間は相当な時間数仕事していると思いますが。残業程度の時間数ではないです)あとの10か月は世界中を子連れで旅している夫婦に出会いました。
共に日本人ご夫婦、時々日本に戻り生活をしています。「世界中を旅しながら感じる事、出会う人たち、忘れられない素晴らしい夕陽は他の何物にも変えられない」と彼らは話します。時間&自由を得る事ほど贅沢な事はありません。昔はインターネットが無かったのでこのような生活も難しかったのですが、今は何処にいても携帯は繋がりネットも見れて何処に居るかは関係なくなりました。
こんな便利な世の中に生きていられてそれを利用しないのは本当にもったいないと私は思います。
だからあと数年は一生懸命スマートに働いて(嫌な仕事はしないと決めているので。ストレスを感じる仕事をしていたら病気になってしまいます)早くリタイヤ出来るように頑張ります。皆さんも頑張って自分の好きな事をやってください!人生は一度きり、考えているより自分達が自由に生きられる時間は短いかもしれません。
(YOLO=You Only Live Once=人生は一度きり)
リタイヤ出来た後は、好きな事をして、好きな人達だけと関わり、人を助けていたら自然にそれが何だか収入になったよー。有難いなぁ♡・・・という生活をするつもりです。