日本て実は凄い国なのよ!
日本の外に出てみないと日本の良さや日本の凄さがなかなか日々の生活の中で気づかなかったり分からなかったりしますが、今日は私が外国に出て客観的に日本を見た時に日本はすごいなと思ったものをご紹介したいと思います。
アメリカではいろいろな職業がライセンスで守られており、また州によって法律や規制も違うため、資格を無くして州のライセンス無しに自分でビジネスをすることが実は難しかったりハードルが高かったりすることがあります。
例えば日本では自分の自宅の一室をサロンにしてネイルサロンやスパやまつげパーマサロン・・・など様々なビジネスを営業することができると思います。
日本で起業するメリットはこれ!
一例で言うとハワイではそれは違法になります。ハワイの法律では自宅でサロンなどを経営する場合、自宅用の玄関とビジネス用の玄関は別々に2つないと運営ができません。またネイルやスパ(マッサージ)などのビジネスは州の試験に合格しライセンスを取得して役所に申請後許可を得ている人でないと自宅で事業はできません。(またライセンスの付与はアメリカに居住資格がある人のみ発行されます。試験に合格=就労資格ではありませんので注意してね。)
またコンドミニアムに関しては住居用であるため、そこでビジネスをすることは違法になります。オアフ島でビジネスが出来るコンドミニアムは限られていて例えばKalakaua通り沿いにあるセンチュリーセンターとダウンタウンにあるエグゼクティブセンターいうコンドは「住んでも良し、商売しても良し」という希少な物件です。
エグゼクティブセンターはアストンが系列しているホテルでもあるのでバケーションレンタルとしても貸し出しが可能です。また逆にビジネスビルは「商売は良いが住んではダメ」というところも多くあります。(大抵ビジネスビルはこのパターンです。)
それとは対照に日本はどうかと言うと、多くの方々が自宅でサロンやお稽古事のビジネスを展開されています。アメリカに比べ日本はそういった規制が大変緩いと思います。そういった恵まれている環境でそれを利用しないのは大変もったいないことだと思うのです。上手に事業運営すれば初期投資に多額のお金をかけなくても自宅での事業運営はさほど難しいものではありません。
私は28歳の時に東京で自宅の一室(6畳)で英会話教室を立ち上げそこから5年の間に校舎2校、生徒数100名+法人顧客3社という大きさまで5年間で作り上げました。様々なことをトライ&エラーしてマーケティングや教室運営のノウハウ等は失敗しながら学んで「生徒が退会しない仕組み」を作り上げました。
今は私はこうしてアメリカに住んでいますが、その当時私が運営していた英会話教室は20年経った今もなお、3-4人のオーナーチェンジを経て教室運営されています。売れる&集客できる仕組み作りがとても大切で、20代の頃に素人レベルから始めたこの教室運営ビジネスで学んだ多くの事が私のその後の様々なビジネスで役に立っています。
「いつか」は永遠と来ない・・・。
「いつかは自分も起業したいなー」とか「自分で独立したいです!」とか話されている人とお話しする時に、私がびっくりするのは「準備が出来たら」「もう少し自信が持てたら」「XXXが終わったら」とか条件付きな話」だったりすることが多い事です。えー!?「いつかはー・・・」は永遠に来ないよー!っていつもそういう方に伝えます。(笑)
準備が出来た時に始めたからといってそこから軌道に乗るまでは時間がかかるかもしれないし、または1年後にその事業が生き残る確立はもしかしたら低いかもしれない。そこまで何もやらなかったら、失敗したらそこからまた新しい事や軌道修正をしなくちゃいけないのでその方が大変よーって私は思うのです。
あともう一つ、日本に起業家が増えない原因の一つに「扶養の範囲内で・・・」とかまたまた私にとっては理解できない理由で大きな可能性を閉ざしていることです。「範囲を超えると税金が・・・」とか「健康保険とか厚生年金が・・・」とか躊躇されている人もいると思うのですが、それはとっても残念!
例えば2018年は配偶者(専業主婦・パート主婦)の給与収入が150万円になるまでは38万円の配偶者控除が適用されるようになるということで減税となる人がいるようですが、これって1年間の給与収入が150万円って・・・・月に10万ちょっとですよね?
38万円の配偶者控除を受けるためにこの範囲内で・・・なんて考えないで、「ガンガン稼いで税金を払うぞ!」っていうマインドに是非シフトしていただきたいです。日本ではこの「配偶者控除」で「これ以上稼いじゃダメよ!」っていう風潮がありますが、ダンナさんが一生問題なく働き続けられるということが前提にあるのでしょうが、病気にでもなって働けなくなってしまったらどうするのかな…と心配になっちゃいます。
だったら今のうちから自分が旦那さんより稼げるくらいに成長しちゃいましょ。そうなれば何が起きても大丈夫です!社会で大切な自分たちの責任は稼いで税金を納めること、税金を納めているということは自分の事業が上手くいっているということです。納める税金が無かったらその国に成長はないですからね。
まずは週末起業でもいいんじゃない?
いきなり私のように100%エンジン全開で(笑)・・・が難しかったら週末起業レベルから始めても良いと思います。
自宅で出来れば一番費用が掛からず良いと思いますが、地元の会議室やネットで提供されている貸し会議室を時間で借りて始めても良いと思います。日本(恐らく都市部だとは思いますが)は貸し会議室の数がびっくりするほど多い。
それだけ需要があるということですよね。ハワイで貸し会議室を探すのは本当に大変です。
ホテルの貸し会議室なんか借りたら利益出るの大変ですよ!私が自分のセミナーで使用してお勧めなのは「スペースマーケット」という会議室検索サイト。簡単にネットから会議室を予約できます。各会議室のレビューもあるので参考になりますよ。
単発のワークショップとかを無料で提供して(お試しという形で自分を知ってもらうために)そこで集客して生徒さんを確保するというやり方もあると思います。
お金を徴収しなければ地元の公民館とか利用できるコミュニティスペースも多いのでそういった形で定期的にやって知ってもらうという方法もあると思います。
昔は広告媒体にお金をかけて広告を掲載して集客・・という方法がメインでしたが、今は本当にFacebookや自分のホームページ、ブログなどからも十分集客できるようになりました。ソーシャルメディア無しに集客は難しいので頑張ってブログを立ち上げてくださいね。
経営者としての大事な部分・・・帳簿付け
もう一つとても大事なことがあります。それは売り上げと経費をきちんと把握するための帳簿付け。私は28歳で東京で英会話スクールを始めた際に事業運営も初めてで確定申告もしたことなかったし、何から手を付けたら良いのか分からなかった時に地元の青色申告会に本当にお世話になりました。
会費も当時月千円くらいだったと思います。複式簿記とか確定申告の際の申告書類作成とか余分な料金を支払わずに無料でサポートしてくれます。
特に確定申告時は申告期間中に自分で付けた帳簿を持って行けばその場で申告書類を作成してくれて、自分がわざわざ税務署に行かずに彼らが代わって申告書を申請してくれます。だから一度も税務署に行ったことはありませんでした。私のような地元のワンマンオーナーや零細企業に優しい社団法人です。絶対会員になった方が良いですよ。
起業して学んだことは「自分だけで全て完璧には出来ない。苦手なものは得意とする人に頼む!」ということ。事業が成長してきたら「自分より優秀なスタッフを雇い、任せる」ということが大切ですね。
もしあなたがアメリカに住んでいたら教室運営はどうすれば良い?
アメリカはウェビナー大国。本当に様々な講座がウェビナーで受講出来ます。ウェビナーの金額もピンキリですが、ちょっとした起業としてはウェビナーの講師になってオンライン講座を提供するというのもありだと思います。
世界中に配信できるので英語ではなくて日本語で配信しても良いと思います。
自分のサイトからの集客が出来る人は自分のサイトに講座申し込みと支払い方法の情報を載せてそこから受講生を集めても良いですし、アメリカにはUdemy.comというウェビナー検索サイトがあるのでそこで講座を提供しても良いと思います。
私は受講生としてそこにある講座(主にソーシャルメディアとかマーケティングとかの講座)を4-5個受講しました。安い料金でプロモーションしていることが多いので受講生にとっても便利なサイトです。
因みにUdemyはアメリカシリコンバレー発祥の世界最大級のオンライン学習プラットフォームでまだまだ日本語での講座は英語のものより少ないのですが、何度でも講座をパソコンやスマホ上で観ることが出来ます。
もし上記またそれ以外で何か質問などあればいつでもお気軽にご相談ください。無料相談も受け付けています。
ご連絡はこちらのフォームよりお気軽にどうぞ
*日本も地域によっては規制などもあるかもしれません。事業を立ち上げる際には地域の規制なども十分確認後始めてください。