自分のビジネスを始めようシリーズの第2回目、今回からビジネスの準備=英語ではPre- launchといいますが準備について何回かに分けてお話しします。
ステップ1として今回は”Do your research”=リサーチをするというテーマでお届けします。自分のビジネスを具体的に立ち上げる前にビジネスのアイディアの落とし込みをしなければいけません。
世の中のビジネスの9割以上が消えてなくなると言われていますがその原因というのはきちんとプランニングや準備をしないで見切り発車で始めた場合その後に資金繰りで苦しくなったり市場を知らないで始めてしまって顧客を集められなかったりなど根本的な準備の不十分さが失敗の要因になっていると思います。
自分はこういったビジネスをしたいなぁというものが漠然とでも良いので何かアイデアは浮かべましたか?まず一つ目に考えなくてはいけないことはそのアイディアが現実的なものかということを考える必要があります。例があると分かりやすいと思うので一つ例をあげてお話すると、例えば犬が大好きな人がいるとします。私自身犬が大好きなんですが大好きな犬に関してビジネスをしようと考えるとします。
ビジネスとして散歩サービスを始めようとしたとします。これが現実的にまずはビジネスになりそうなものかということを考えます。自分が住んでいるエリアで犬を飼っている人なおかつ日中仕事や学校などで長時間家を留守にする場合、飼い主の留守中にワンちゃんの散歩をしてあげたり餌をあげたりして飼い主の帰りに犬の世話をしてあげるサービスを考えたとします。
ここまでの話としては現実的なものかというとアイディアのアイディアであれば十分にビジネスができると思います。ビジネスというのは誰かの問題を解決してあげたり困っていることに対して解決策があるということがビジネスに結びつくのでこの場合には顧客の困っていること長時間家を留守にしてワンちゃんがトイレに行けなかったり、ずっとケージに入れられてストレスを抱えていたり時にはご飯の時間にタイムリーにお家に戻れなかったりという困っていることを解決してあげるのがこのビジネスです。
そしてターゲット層というのは日中家を長い時間留守にする人これがターゲット層になります。もう一つはこのビジネスを展開しようと思っているエリアに住んでいたりお仕事をしている人になります。次に競合がいるのかを考えます。自分がビジネスを展開しようと思っているエリアで他に同じビジネスをやっている人または会社があるかどうか、そしてその人たちがどういったサービスを展開しているのか、料金設定などマーケットリサーチが必要になります。
今はインターネットで簡単にお店やサービスの検索ができるので自分のエリアに絞ってペットショップペットホテルペットの散歩などの検索キーワードでまずは市場を調べてその結果を元に、自分がそれに対して参入できる需要があるのかどうかということも含めて市場調査をしましょう。
そういったサービスにお客さんがどのぐらいの金額を払いそうなのかということがある程度わかったら自分が同じようなサービスを提供し始めた場合、1日に何人、週に何人、月に何人お客さんができればそれでビジネスが成り立つのかということを考えます。
同時にそのビジネスを始めることでかかる費用を考えなければいけません。準備にかかる初期費を日々の運営に対してかかる費用など考えられる固定費や運営費を計算形成します。無理をせず長続きさせるためにはできるだけ費用を抑えること。これがとても大事です。
最初から多額の費用がかかりローンを組んで資金を準備してからビジネスを始めたりしても最初から売上が立たなければ結局その返済が苦しくなりますので最初はお金をかけずにできる方法をクリエイティブに考える必要があります。大掛かりにせず週末起業などとしてトライアルで市場調査も含めまずは小さなところから始めてみてお客さんの意見をフィードバックとしてもらい、それを自分のビジネスに反映し、できるだけ顧客が求めるサービスや商品を展開できるようにしてみてください。
サービスの提供であれば日本の場合はココナラなどのサイトに自分ができるサービスを掲載したり商品であればメルカリやその他の ec サイトで販売してみて顧客の反応をみることも良いと思います。
もう一つのアイデアとしてはお金を取らないでモニターとしてそういったサービスや商品を提供してそのアンケートをとるという事も一つのアイディアだと思います。
こうやって市場調査をしてお客さんの反応を見てというこの準備の段階がとても大事でここがしっかりできているとその後のビジネスプランも楽になります。
日本は欧米に比べて規制なども緩いので、自宅で教室を始めたりサロンを始めたりビジネスをすることもさ実はさほどすハードルは高くありません。
私が住むアメリカで自宅で何かビジネスをしたい場合業務の内容によってはライセンスなどが必要であったり、商売をする部屋を一つ設ける場合には自宅用の玄関とビジネス用の玄関、自宅に2つ玄関がなければいけないというような州の法律もあります。
アメリカにお住まいの方は商品の提供であれば現在お住まいのエリアのフェイスブックのマーケットプレイスまたはCraigslistなどで商品もサービスも販売することができますし、クラフトのような手作りの商品に関しては etsyというサイトが有名です.
facebook のマーケットプレイスは日本では実は展開されていないサービスですがアメリカでは個人売買が昔から行われているのでいらなくなったもの、賃貸物件、車の個人売買・・・などローカルなビジネスのサービスなど何でもfacebook のマーケットプレイスを利用するとできます。
しかもとても便利な上それに関して広告の掲載料などは一切ありません。自分のローカルマーケットのページをぜひ見てみてください。
今回は以上になります。今後も引き続き自分のビジネスを始めてみようというトピックでまたステップを踏んで一つずつご紹介します。
今回の内容は下記の動画でもご覧頂けます。
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